ルイ・ヴィトン×カリ・ヴティライネンによる新作LVKV-02 GMR 6が新登場。

レジェップ・レジェピから始まった5本限定シリーズの第2弾であるこの時計は、単なるGMTをはるかに超えた芸術品である。

タイのプーケットにて、ジャン・アルノー(Jean Arnaul)氏指揮のもと、ルイ・ヴィトンは現代を代表する独立時計師たちとの5部構成のコラボレーションの第2弾となる時計を発表した。今回ルイ・ヴィトンがタッグを組んだのはカリ・ヴティライネンで、ウォッチメイキングの技術と芸術性を融合させた作品に仕上がっている。その名もLVKV-02 GMR 6。ダイレクトインパルス式のデュアル脱進機を備えたGMTであり、ラ・ファブリク・デ・アール ルイ・ヴィトン(La Fabrique des Arts Louis Vuitton)の職人によるミニアチュール彩絵エナメル装飾と、ヴティライネンの工房による手仕上げのギヨシェ装飾が特徴だ。ケース素材にはタンタルとプラチナを組み合わせている。ブランドはこの時計を、シンプルにLVoutilainen(ルヴティライネン)と呼んでいる。

ルイ・ヴィトンとレジェップ・レジェピによるLVRR-01 クロノグラフ ア ソヌリでこのシリーズが幕を開けてから、1年半が経過した。今年1月、LVMH Watch Weekに際し、再編成されたルイ・ヴィトンが本格的にハイエンドウォッチブランドとしての地位を確立した瞬間だと述べたばかりである。しかしラ・ファブリク・デュ・タン(LFdT)は、レジェピとのコラボレーションに限らず複雑なオートマトンウォッチなどを通じて、すでに長きにわたりハイエンドな時計製造を実践してきた。

こちらは、LVRR-01の発表時にお届けしたレポートから引用した。
スーパーコピー時計 代引きLVRR-01 クロノグラフ ア ソヌリはきわめて多機能かつ特異なハイブリッドモデルであった。限定本数は10本、価格は45万スイスフラン(日本円で約7600万円)。セミスケルトン仕様で両面に表示を持ち、トゥールビヨンによって調速されるソヌリ・オ・パッサージュ・デ・ミニュット・ドゥ・クロノグラフ(拙いフランス語が正しければ)、つまりクロノグラフ作動中に経過する各分をチャイムで知らせる機構を備えている。ムーブメントはツインバレルで駆動し、ケースはジャン-ピエール・ハグマン(Jean-Pierre Hagmann)が設計したタンブールに着想を得た39.5mm×11.9mmサイズを採用している。表側にはスモークサファイアを用いた表示が配されており、これはブランドのスピン・タイムモデルからインスピレーションを得たもの。一方で裏側は、より伝統的なディスプレイでクロノグラフ機能が表示される。

今回発表されたウォッチコンセプトは、伝説的な時計師の技術を最大限に引き出すという点で変わっていない。しかしこの1年半で、ルイ・ヴィトンのラ・ファブリク・デュ・タンを取り巻く環境には大きな変化があった。再始動したダニエル・ロートとジェラルド・ジェンタのブランドはすでに本格的に動き出しており、タンブールもスティール、貴金属、セラミックといった多彩な素材を用いた完全なコレクションラインへと進化した。そこにはタンブール コンバージェンスや、きわめて複雑なタンブール・タイコ・スピン・タイムといったサブカテゴリも含まれる。ルイ・ヴィトン全体の売上における時計部門の比率はごくわずかであるため、ジャン・アルノー氏はリスクを取り、大胆な挑戦を行う自由を手にしているのだ。


今回のコラボレーション相手は、私が時計作品のみならずそのビジネス感覚や人柄においても深く敬愛している時計師、カリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏である。彼は年間製造本数が100本未満という小規模な独立時計師でありながら、ケースやダイヤルなども手がける複数の会社を擁するブランドへと成長させてきた。昨年にはGPHGでの受賞や、自身初のトゥールビヨンへの20周年オマージュ作品の発表など華々しい活躍を見せたばかりだが、2025年はさらに飛躍の年となる可能性がある。というのもヴティライネン氏が共同CEOを務める人気ブランド、ウルバン・ヤーゲンセンの再始動が今年半ばに予定されているからだ。
ヴティライネン氏は、伝統的でありながら卓越したウォッチメイキング技術で知られる存在となっている。彼の時計は現在でもやや厚みのある地板やブリッジを採用しており、これによりほかメーカーが接着剤を用いるような箇所でもすべてネジでパーツを固定できる。これによって、数百年先まで整備が可能な時計を実現しているのだ。また、傘下企業であるコンブレマイン社(Comblémine SA)を通じて、ダイヤル製作においても確固たる地位を築いており、数多くのブランドや独立時計師たちにダイヤルを供給する柱的存在となっている。その一方で、KV20iのようにダイヤル自体を廃した作品も手がけており、表裏反転という“インバース/リバース”コンセプトも、彼のブランドにおけるもうひとつの柱となっている。
ヴティライネン氏が複雑機構の真の達人であるという事実を、時計愛好家の新参者たちはまだ十分に理解していないのではないかと思う。ミニッツリピーターパーペチュアルカレンダーのような1点物や、わずか数本しか存在しないミニッツリピーターGMTなど、まさに夢のような時計を手がけてきたのだ。ルイ・ヴィトンとの次なるコラボレーションがヴティライネンだと聞いたとき、平凡な時計になるはずがないとは思っていた。しかし自分が見落としていた最大の要素は、芸術性だった。

LVKV-02 GMR 6はその名が示すとおり、本質的にはGMTウォッチである(“GM”がそれを示している)。一見するとシンプルに思えるかもしれないが、それはカリ・ヴティライネンが手がけるGMTに限っての話ではない。今回のモデルは、ルイ・ヴィトンのトランク製造の歴史(世界を旅する人々のためのラゲージ)へのオマージュというコンセプトに基づいている。“R”は12時位置に配されたレトログラード式パワーリザーブインジケーターを意味し、“6”はダイヤル上にある24時間表示のGMTインダイヤルの位置(6時)を指している。
GMTディスクは24時間で1回転し、着用者の“ホームタイム”を表示するように設定される。一方で時針は、旅先でのローカルタイムを示すために独立して調整可能であり、これはリューズを押すことで簡単に操作できる仕組みとなっている(この操作により巻き芯とGMT機構が連動して作動する)。カリ・ヴティライネンはこれまでにも、GMRやGMT-6といったGMT機能搭載モデルを手がけてきたが、それらはGMTインダイヤルのほうを調整する仕様であった。今回のモデルではその方式が逆転しており、時針を調整する新たなバリエーションとなっている。これは完全新設計のキャリバーを搭載したレジェップ・レジェピ LVRR-01とは対照的だ。今回のLVKV-02 GMR 6におけるコストの大部分は、ラ・ファブリク・デュ・タンとヴティライネン氏による手仕事の装飾工芸にある。とはいえまずは時計全体の構成を見ていこう。
 GMTウォッチにふさわしく、本作には“エスカル”ケース(フランス語で寄港地、経由地の意)が採用されている。ケース素材はタンタルで、サイズは40.5mm×12.54mm。ベゼル、裏蓋、ラグ、リューズ、バックルにはプラチナが用いられている。各ラグの仕上げには約1時間を要し、まずはカブロナージュ(紙やすりをスティックにしたもの)によって整形し、そのあとポリッシュとエッジ出し(研ぎ)が行われる。さらにタンタル製ケースは手作業によるサテン仕上げで、これに追加で4時間がかかる。裏蓋には“Louis cruises with Kari(ルイはカリと旅をする)”というフレーズが刻まれており、この彫刻には12時間を要するという。この刻印は独立時計師との本シリーズにおける共通タイトルとなっている。
リューズボタンによるGMTという機能的な特徴に加え、このムーブメントはほかのヴティライネン作品と同様に、高度に洗練された技術仕様を備えている。2011年以降ヴティライネン氏が採用しているように、本作にも大型のテンプと、外側にフィリップスオーバーコイル、内側にグロスマンカーブを持つヒゲゼンマイが用いられている。これによりヒゲゼンマイの内側と外側の曲率に等しい張力を与えることができ、最高レベルの精度を実現している。さらにこの時計ではふたつの脱進輪が、止め石を介して直接テンプにインパルスを与えるダイレクトインパルス方式が採用されている。これはスイスレバー脱進機よりも効率的かつ安定的に動作するよう設計されており、1時間あたり1万8000振動/時で作動、パワーリザーブは約65時間に向上している。地板とブリッジにはジャーマンシルバー(洋銀)が使われており、ムーブメントを構成する254個すべてのパーツが極限までていねいに仕上げられている。
ムーブメント側(ヴティライネン作品において常に個人的なお気に入りポイントのひとつ)はダイヤル側への流れとしても絶好の導入部である。なぜなら前面と背面をつなぐ、精緻なエナメル装飾がそこに共通して存在しているからだ。香箱にはラ・ファブリク・デ・アール ルイ・ヴィトン(ラ・ファブリク・デュ・タンのメティエ・ダール部門)所属の職人マリナ・ボッシー(Maryna Bossy)氏による多色のミニアチュール彩絵が施されている。素材はホワイトゴールド製のラチェットアップリケで、27色を描くのに16時間、焼成は5回に分けて行い、合計8時間にもおよぶ。
ダイヤル正面には、ルイ・ヴィトンとカリ・ヴティライネンという両ブランドのダイヤル製作アトリエが持つ最高峰の技術が、ほぼすべて投入されている。マリナ・ボッシー氏はミニアチュール彩絵とダイヤモンドポリッシュが施されたアワーサークルを担当。デザインは古代のステンドグラスに着想を得たもので、28色を用い、1本あたり32時間をかけて描かれている。ゴールド製のダイヤル中央にはヴティライネン氏の工房による手仕上げのギヨシェ装飾が施されており、これはルイ・ヴィトンの“ダミエ”モチーフへのオマージュである。使用されたのは18世紀にさかのぼるギヨシェ機械で、ヴティライネン氏によれば完成までに4日間を要したという。
ヴティライネン氏のアトリエはまた、GMTインダイヤルに配されたデイ・ナイト表示用の太陽と月のモチーフも手がけている。このインダイヤルは手彫りによる装飾が施されており、ルイ・ヴィトンを象徴するサフランとブルーのカラースキームで彩られている。さらに微妙なグラデーションのなかには、ルイ・ヴィトンのモノグラム・フラワーのシェイプがさりげなく隠されている。最後の“ルイ・ヴィトンらしい仕上げ”として、ブランドはダイヤルとムーブメントの両方にLVロゴとヴティライネン氏の姓の頭文字“K”を組み合わせたモノグラムを配している。LVRR-01と同様に、各時計には特注のルイ・ヴィトン製トラベルトランクが付属し、ダイヤルのモチーフやシリアルナンバー、そして“Louis cruises with Kari”のフレーズが、ルイ・ヴィトンの職人によってハンドペイントされている。

カルティエが再びオートマティックに、数十年ぶりに自動巻きキャリバーが搭載された。

カルティエはその節目を記念して、新たなモデルをコレクションに加えた。長い歴史を誇るタンク LC(ルイ カルティエ)の新作で時計界を驚かせるのは容易ではないが、今回のタンク LC オートマティックは、その難題を見事にクリアしてみせた。

© Cartier
昨年発表されたミニモデルによって、タンク LCコレクションはすでに完成の域に達したようにも見えた。だが予想を裏切るかたちで、カルティエはこの最もコピーされたデザインをサイズアップし、自動巻きキャリバーの搭載を実現した。私の記憶が正しければ、タンク LCに自動巻きムーブメントが搭載されるのは、1974年に登場し、いまや高いコレクターズバリューを誇るオートマティック“ジャンボ”のデュオ以来、初めてのことである。


2025年、新たに登場するタンク LC オートマティックは、縦38.1mm×横27.75mm、厚さ8.18mmのケースサイズ。ローズゴールドとイエローゴールドの2種展開で、ダイヤルにはサンバーストにも似た独特の表情が与えられている。


カルティエコピー 激安はタンク LCの美学に対して非常に慎重であり、そのデザインから大きく逸脱することは滅多にない。現在のラインナップではクォーツモデルにグレイン仕上げのダイヤルが採用され、手巻き式のタンク LCにはカルティエのクラシックなギヨシェ模様を模したビーズ仕上げのダイヤルが用いられている。ただ今回の新作では、針の軸を中心として放射状に広がる、いわばサンバースト仕上げ風のダイヤルパターンが採用されており、その模様はダイヤルの縁にまで達している。この仕上げは、私たちがこれまで見てきたカルティエのダイヤルとは明らかに異なっており、フルローターの自動巻きキャリバーをさりげなく想起させる、隠れたオマージュとも受け取れる表現である。

© Cartier
外観のディテールにおいて、新作タンク LC オートマティックはこれまで親しまれてきた従来のタンク LCにほぼ準じている。ブルースティール製のソード型時・分針、タンク LCらしく秒針は非搭載、そしてセミマット仕上げのクラシックなアリゲーターレザーストラップが組み合わされる。ケースと同色のビーズ装飾付きリューズには、サファイアカボションがあしらわれている。
搭載されるCal.1899 MCは、2023年に刷新されたタンク アメリカンで初登場したもの。当時カルティエは、この新しい自動巻きムーブメントが従来のものより薄型であり、新モデルを以前よりもおよそ1mm薄くすることを可能にしたと説明していた。

我々の考え
タンク LCを語るうえで、サイズは非常に重要な要素である。世紀にわたるデザインに幾度となく手を加えてきたカルティエは、常にあらゆる好みや手首のサイズに応える多彩なバリエーションを展開してきた。タンク LCのサイズを拡大するという試みもひとつの進化だが、今回の新作で特筆すべきはラインナップの拡充と同時に、自動巻きの復活を果たしたことだ。

© Cartier
1974年に発表されたオートマティック仕様のタンク LC“ジャンボ”は、ここ数年で一層注目を集めており、ヴィンテージカルティエ全体への関心の高まりを差し引いてもその人気ぶりは際立っている。“ジャンボ”と呼ばれるモデルは実は2種類存在し、小さいほうは33.5mm×25.5mm、大きいほうは34.5mm×28mmのケースサイズとなっている。これに対して、今回のタンク LC オートマティックは38.1mm×27.75mmと、両者よりも大きいものの、カルティエ現行のタンク マスト XLが41mm×31mmであることを考えると、極端な大型化とはいえない。このような背景を踏まえると新作タンク LC オートマティックにふさわしいサイズ呼称を与えるとすれば、ジャンボが適切だろう。LMの呼称は、ルイ カルティエには似合わない。
時計メディアや“インフルエンサー”たちがこぞって小径時計回帰を叫ぶなかで、今回の新作はその潮流に逆らうかのようにも見える。あるいはカルティエがトレンドを読み違えたのでは...そんな辛口の見方もできるだろう。だが、ここでリー・コルソ(Lee Corso)氏の言葉を借りよう。“ちょっと待った、友よ”。私の見解だとカルティエは今回、現代的な過剰サイズに陥ることなく、タンク LCにおける大きめの選択肢を見事に提示してみせた。正直、プレスリリースを開いたとき、ケース径の数値が4で始まっているのではと身構えたものだ。

© Cartier
このリリース自体にはもちろん驚かされたが、そのサイズ感がXLに走らず、抑制の効いたものであったことにも意外性を感じた。ただ振り返ってみると2023年のタンク アメリカン ラージと、それに搭載された新型の薄型自動巻きキャリバーを経て、この展開は予兆として存在していたのかもしれない。昨年のタンク ミニで巧妙に煙に巻かれた感はあるが、このムーブメントがタンク アメリカンに適しているのであれば、いずれタンク LCにも搭載されることは予見できたはずなのだ。

基本情報
ブランド: カルティエ(Cartier)
モデル名: タンク LC LM オートマティック(Tank Louis Cartier Automatic)
型番: CRWGTA0346(RG)/CRWGTA0357(YG)

直径: 38.1mm×27.75mm
厚さ: 8.18mm
ケース素材: ローズゴールドまたはイエローゴールド
文字盤: シルバー(サンレイ風仕上げ)
インデックス: ローマ数字
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: セミマット仕上げのアリゲーターレザーストラップ

© Cartier
ムーブメント情報
キャリバー: 1899 MC
機能: 時・分表示
巻き上げ方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約38時間
振動数: 2万8800振動/時

チューダー2025年の新作を会場から実機でご紹介/2025.7.28

人気モデルであるブラックベイ 58を改良し、さらに小型のブラックベイ 54を発表してきたチューダーは今回、コレクションを“華奢すぎる”と感じていたユーザーに向けたニュー大型モデルを投入した。それが、新たに43mmケースを採用したブラックベイ 68である。METAS認定クロノメータームーブメント、伝統的な3連ブレスレット(マイクロアジャスト付き)、そして2種類のダイヤルカラーを備えて登場した。

 前述のとおり、新しいブラックベイ 68はドーム型のサンバースト仕上げが施されたシルバーまたはチューダーブルーのダイヤルを備え、ブレスレットからは、これまで一部不評だったフェイクリベットとゴールドのアクセントがともに取り除かれている。その結果、昨年登場した41mm径のチューダー ブラックベイ “モノクローム”よりもさらに大きく、モダンな印象を強調するデザインとなった。手首の太いユーザーにも対応するサイズ感であり、やや大型化されたマニュファクチュールCal.MT5601-Uを搭載している。

 2モデルともに価格は66万3300円(税込)で、チューダー正規販売店で販売される。

我々の考え
背の高い自分にはもっと大きな時計をつけるべきだと、誰もが口をそろえて言う。しかし自分が初めて“本格的”に購入した時計はブラックベイ 58であり、ほぼ完璧といえるほど気に入っているモデルだ。もちろん、チューダーが言うようにサイズバリエーションの拡充を求める声が多く、品質を損なうことなくそれに応えたのは正しい判断だろう。しかし、ここまで大きくするとは正直驚いた。41mmのモノクロームが素晴らしい出来である以上、このサイズアップにどれほどの魅力があるのか、正直まだわからない。その一方でユーザーから長らく要望されてきたマイクロアジャスト付きのブレスレットや、3連ブレスレットからリベット風デザインを廃した点は確かに魅力的だ。自分にとって完璧かと言えばそうではないが、かなり近い。多くの新作で、いつもそうやって折り合いをつけてきたものだ。

 チューダーがこのモデルをブラックベイ 68と名付けたのは、正直おもしろいと思っている。というのも同モデルを含め、ほぼすべてのチューダーウォッチに採用されているスノーフレーク針は、ブランド自身の記録やプレスリリースによれば実際に登場したのは1969年のことだからだ。もちろんスノーフレーク針は、今やチューダーを象徴する意匠であり、ロレックスが今も使い続けるメルセデス針との差別化にもなっている。しかし、それならいっそのことブラックベイ 69やブラックベイ 70と名付けたほうがよかったのではないか、と思ってしまうのだ。

基本情報
ブランド: チューダー(Tudor)
モデル名: ブラックベイ 68(Black Bay 68)
型番: M7943A1A0NU-0001(ブルー)/M7943A1A0NU-0002(シルバー)

直径: 43mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: シルバーまたはチューダーブルー(ドーム型のサンバースト仕上げ)
インデックス: アプライド
夜光: あり、グリーンのスーパールミノバ
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: 3連のステンレススティール製ブレスレット(サイドはスムース、表面はポリッシュおよびサテン仕上げ)、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプ


ムーブメント情報
キャリバー: 自社製MT5601-U
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 33.8mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
クロノメーター: あり。COSCおよびMETAS認定 マスタークロノメーター

価格 & 発売時期
価格: 66万3300円(税込)
発売時期: すぐに
限定: なし

パネライパーペチュアルカレンダーGMTがプラチナテック™Ref.PAM01575仕様で登場した。

パネライは新作ルミノール パーペチュアルカレンダー GMT プラチナテック™ PAM01575を発表した。本作は、2022年に発表された33本限定のルミノール ゴールドテック™ パーペチュアルカレンダー PAM01269の後継モデルである。PAM01269が初めて登場した際、そのスモーク仕上げのサファイアダイヤルと複雑機構の組み合わせにより、間違いなくパネライにおける最もモダンな時計のひとつとして印象付けた。

この新たなプラチナテック™バージョン(詳細は後述する)は、初代モデルのわかりやすい続編となっており、クラシックなパネライのアプライドインデックスとアラビア数字はそのままに、文字盤下層に配されたデイ・デイトディスクがさりげなく透けて見える仕様となっている。ダークブルーの色調を帯びたサファイアダイヤルには、ブランドのルミノールロゴ、スモールセコンド秒針用のスケール、さらに3時位置のデイ&デイト表示窓を囲むふたつのメタルフレームがプリントされている。スモールセコンド秒針のスケールはAM/PM表示も備えており、24時間表示のインダイヤルとしても機能する。さらに、そのスモールセコンド秒針の下にはデイナイトを示す小さなダークブルーの矢印を配置。またGMT機構用として、センターポストより大きなダークブルーの矢印針が伸びている。


パネライ コピー n級が届くこのパーペチュアルカレンダーは、44mm径のルミノールケースに収められており、ケース右側にはアイコニックなパネライのリューズガードが付いている。今回のモデルはプラチナテック™製であり、ブランドによれば金属に施された特殊処理によって、標準的なプラチナ950と比較して硬度が40%向上し、それに伴い耐傷性も高められているという。

パーペチュアルカレンダーGMTでありながら、PAM01575のダイヤル側は驚くほどミニマルな仕上がりとなっている。しかし時計を裏返すと、通常は表側に配される多くの表示が裏側に移されていることがわかる。パネライ自社製Cal.P.4100には、月、年、さらにはうるう年の表示がある。この自動巻きムーブメントはゴールド製マイクロローターを搭載し、ふたつの香箱によって3日間のパワーリザーブを確保。その残量はローター横の小さなディスクに表示される。特筆すべきは、このキャリバーではパーペチュアルカレンダーのすべての調整をリューズひとつで行うことができ、一般的に用いられるケースサイドの埋め込み式プッシュボタンは一切必要ないということ。また調整時には誤操作防止の設計が施されており、一般的に制限がかかる深夜帯や年末年始においても、進める・戻すの操作が安全に行える。つまり、キャリバー内に年表示機構が搭載されていながら、設定ミスによって時計を壊す心配は皆無なのだ。加えてデイトディスクは衝撃吸収システムによって安定化されており、複雑なムーブメントでありながら日常使いにも十分に耐える設計となっている。防水性能は50mで、このパーペチュアルカレンダーは水辺での使用にも適している。
PAM01575には、ダークブルーのアリゲーターストラップに加え、ブルーのラバーストラップが付属する。本モデルはパネライブティック限定での展開となり、価格は1120万9000円(税込)だ。

我々の考え
パネライのケースは、少なくともクラシックなモデルに関しては私の好みからすると大きすぎることが多い。しかし、オリジナルのゴールドテック™ パーペチュアルカレンダーがサファイアダイヤルを備えて登場したときには、思わず目を奪われた。パネライがハイエンドなコンセプチュアルピースを開発するとなると、私はたいていロ シェンツィアート ルミノール PAM00578のような、大胆なスケルトンダイヤルの時計を思い浮かべる。もちろん、それらもクールではあるものの、このデザインのサファイアダイヤルは、より抑制の効いたモダンな表現によって、私の関心を強く引きつけた。

正直に言えば、オリジナルのゴールドテック™ バージョンを見たときその印象だけで受け止めてしまい、実際のP.4100ムーブメントについてはあまり詳しく調べていなかった。しかし、発表された今回のプラチナテック™バージョンをきっかけに、その世界にすっかり引き込まれてしまった。そして改めて、このキャリバーには強く感銘を受けた。2021年に発表されたこのキャリバーは、ムーブメントに関してさまざまな議論の歴史を持つパネライにとって、まさに大きな追い風となる存在であり、ブランドのエンジニアリング能力を余すところなく示している。ケースがホワイトメタル製であることにより、新作PAM01575は前作のフルゴールド仕様よりもさらに控えめで目立たない佇まいとなり、あらゆるシーンで無理なく着用できる、非常に興味深いコンプリケーションとなっている。

基本情報
ブランド: パネライ(Panerai)
モデル名: ルミノールパーペチュアルカレンダーGMT プラチナテック™(Luminor Perpetual Calendar GMT Platinumtech)
型番: PAM01575

直径: 44mm
ケース素材: プラチナテック™
文字盤: ダークブルー調サファイア
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: アリゲーターストラップおよびラバーストラップ付属

ムーブメント情報
キャリバー: Cal.P.4100
機能: 時・分表示、スモールセコンド、デイナイトインジケーター、永久カレンダー(日付・曜日・月・年・うるう年表示)GMT、パワーリザーブインジケーター
直径: 35.1mm
厚さ: 7mm
パワーリザーブ: 約3日間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 55
追加情報: 特許取得済みデイト衝撃保護システム、特許取得済みGMTスプリング搭載

価格 & 発売時期
価格: 1120万9000円(税込)
発売時期: パネライブティック限定
限定: なし、ただし年間生産数に制限あり

ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)とKith(キス)のコラボレーションによるメンズ・ウィメンズウェア&グッズが登場。

ジョルジオ アルマーニ×Kith、夏の上質ウェア
Tシャツ 192,500円、パンツ 264,000円、バッグ 368,500円
ジョルジオ アルマーニとKithが、2024年9月の第1弾コラボレーションに続き、第2弾を発表。“エステート”をテーマに、アメリカとイタリア、それぞれの夏に対する感性を融合し、両ブランドの代表的なシルエットを再解釈したメンズ&ウィメンズのウェアを展開する。

<メンズ>ラフィアバッグ&軽やかツイルジャケット
トートバッグ 368,500円
メンズラインからは、ラフィア素材を丁寧に編み込んだ、涼やかなトートバッグが登場。ハンドルや開口部、前面に大きく配された両ブランドのロゴにはブラウンのレザーを使用し、デザインのアクセントに。裏地付きの大容量サイズで、普段使いはもちろん、夏の外出にもぴったりだ。

沿岸風景グラフィックTシャツ&ツイルジャケット
ジャケット 561,000円、シャツ 209,000円、パンツ 264,000円
※タイは参考商品
また、カプリ、フォルテ・デイ・マルミ、サルデーニャ、マリブといったイタリアとアメリカの沿岸風景を描いた半袖シャツ、キュプラ素材のすっきりとしたボンバージャケット、場でもさらりと羽織れるシルクナイロンツイル素材のジャケットなどもラインナップする。

<ウィメンズ>エレガントなリラックスウェア&グッズ
キモノガウン 814,000円
今回初登場となるウィメンズラインでは、ジョルジオ アルマーニのアーカイブから着想を得たエレガンスと、Kithならではのリラックス感あふれるカジュアル要素を融合させたウェアを展開する。

たとえば、シボ感のあるハンマーサテンシルクを用いたガウン。ブルーを基調としたプリントは、バンダナ柄や花柄、さらにコラボレーションモノグラムを組み合わせ、印象的なデザインに仕上げている。共地のベルトが付属しており、ウエストマークしてスタイリッシュに着こなすことも可能だ。

ペイズリー柄のシルクドレス
シルク ドレス
ラグジュアリーなシルクドレスは、全体にペイズリーパターンをあしらったデザイン。ざっくりとあいたネックラインとバックシルエット、そして深めのスカートのスリットが、上品な肌見せを叶えてくれる。背面のウエスト部分には、コラボレーションのペンダントがあしらわれているのもポイントだ。

<ユニセックス>“海辺の情景”プリントスカーフ
スカーフ 60,500円
※参考色
海辺の情景をプリントしたスカーフは、ユニセックスで着用可能なアイテム。爽やかな色合いとデザインが魅力で、頭やバッグに巻くだけで、スタイリングに清涼感をプラスしてくれる。

【詳細】
ジョルジオ アルマーニ × Kith
発売日:2025年7月10日(木)
取扱店舗:Kith トウキョウ、ジョルジオ アルマーニ 表参道店、Kith公式オンラインストア
アイテム:
・スカーフ 60,500円 ※参考色
・キモノガウン 814,000円
・バッグ 368,500円

◾️期間限定ストア
会期:2025年7月10日(木)〜7月22日(火)
会場:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
販売アイテム:ジョルジオ アルマーニ × Kith メンズコレクション

【問い合わせ先】
ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070

 
 
 

レブロン(REVLON)の2025年秋コスメとして、新作ハイライター「レブロン グロウ ハイライター」

“パール輝く”ツヤ美肌へ仕上がるリキッドハイライター
左から)「レブロン グロウ ハイライター」001,002,003,004 各1,760円<新製品>
「レブロン グロウ ハイライター」は、ナチュラルなツヤ肌へと仕上げる新作リキッドハイライターだ。繊細パールの煌めきで自然なツヤ感をプラス。ベタつきやヨレもなく、誰でも簡単にプロ級のツヤ美肌を叶えられる。

カラーは全4色。いずれもシアーな発色のため、重ね付けして好みの色味に調節することもできる。

カラー展開
左から)「レブロン グロウ ハイライター」001,002,003,004 各1,760円<新製品>
001 ピンク オパール:ほんのり血色感がナチュラルなツヤに
002 ムーンライト ゴールド:肌になじんで発光するリッチなツヤに
003 ダイヤモンド ホワイト:微細なラメ入りでピュアなツヤに
004 オーロラ ラベンダー:ブルーの偏光パールがクールなツヤに

【詳細】
「レブロン グロウ ハイライター」全4色 各1,760円<新製品>
発売日:2025年9月18日(水)

【問い合わせ先】
レブロン株式会社
TEL:0120-803-117

レペット(Repetto)から、2025年秋冬の新作レザーバッグ「ガラ バッグ(Gala Bag)」が新登場。

バレエシューズ着想の新作レザーバッグ「ガラ」
ガラ(トープ) 111,100円、プティ ガラ(ノワール) 93,500円
「ガラ バック」は、レペットを象徴する“リボン”からインスパイアされた新作レザーバッグ。手触りなめらかなスエードカーフスキンとスムースレザーを採用し、横長の六角形のようなエレガントなフォルムを完成させた。

リボンモチーフ付き
ガラ(トープ) 111,100円
またバッグ側面には、バレエシューズの靴ひもを思わせるリボンモチーフをあしらい、上品かつフェミニンなデザインに。サイズは、身の回りの携帯品がすっぽり収まる「ガラ」と、一回り小さい「プティ ガラ」の2種が揃う。いずれもハンドバッグとしてはもちろん、ショルダーストラップをつければ、肩掛けや斜め掛けでも楽しめる。

【詳細】
「ガラ バッグ」
発売時期:2025年7月下旬
取扱店舗:レペットショップ、公式オンラインストア
価格:
・ガラ(トープ、ノワール) 各111,100円
・プティ ガラ(トープ、ノワール) 各93,500円

【問い合わせ先】
ルック ブティック事業部
TEL:03-6439-1647

ハリーの誕生日をバースデーケーキと祝う名場面から着想

「ハリー・ポッター バースデーコレクション」は、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』でハグリッドがハリーをサプライズでお祝いした、誕生日の名場面からインスパイアされたグッズのコレクション。ハリーがはじめて自分を魔法使いだと知った11歳の誕生日に、ハグリッドが心を込めて作った“バースデーケーキ”をモチーフにしたグッズをメインに展開される。

バースデーケーキのショルダーポーチやキーリングなど
ハッピーバースデー ショルダーバッグ 6,500円
たとえば、ショルダーバッグには、“BIRTHDAE”のスペルミスがチャーミングなグリーンのアイシングを施したピンクのバースデーケーキのモチーフをまるごと採用。アイシングは刺繍で立体的に再現している他、ジッパーチャームにはハグリッドの傘をあしらうなどディテールにも遊び心を光らせている。

ハッピーバースデー キーリング 2,000円
この他、マグカップやピンバッジ、ボールペン、ふんわりとしたキーリングにもバースデーケーキのモチーフを落とし込んだ。

ハッピーバースデー ピアス 2,000円 ※スタジオツアー限定商品
スタジオツアー限定グッズとして、アクセサリーのカスタムに使えるチャームや、スタッドタイプのピアス、お土産にぴったりのステッカーも登場する。

「お前は魔法使いだ」メッセージのグッズも
ハッピーバースデー ウォーターボトル 3,000円
バースデーケーキのデザインに加え、「お前は魔法使いだ(YER A WIZARD, HARRY)」というハグリッドの名台詞をフィーチャーしたグッズもラインナップ。ステンレスボトルには、“YER A WIZARD, HARRY”のメッセージとともに、ハグリッドの傘とバースデーケーキ、そしてダドリーの巻き尻尾と、アイコニックなモチーフを散りばめた。フロントにメッセージをプリントしたベビーピンクのTシャツも販売される。

【詳細】
「ハリー・ポッター バースデーコレクション」
発売日:2025年6月16日(月)
場所:ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター
住所:東京都練馬区春日町1-1-7
※一部商品を除き、「ハリー・ポッター ショップ オンライン ジャパン」でも販売
アイテム例:
・ハッピーバースデー T シャツ 3,000円
・ハッピーバースデー パーカー 8,000円
・ハッピーバースデー ショルダーバッグ 6,500円
・ハッピーバースデー キーリング 2,000円
・ハッピーバースデー ウォーターボトル 3,000円
・ハッピーバースデー ピアス 2,000円 ※スタジオツアー限定商品

セリーヌ(CELINE)2025年フォールコレクションの新作ウィメンズアイテムが新登場。

セリーヌ(CELINE)2025年フォールコレクションの新作ウィメンズアイテムが新登場。

“トリオンフ刺繍入り”クロシェ編みミニドレス
ミニドレス 445,500円
セリーヌの新作には、夏らしいワードローブにボヘミアンな要素をプラスした、バカンスにぴったりのアイテムが勢揃いする。たとえばクロシェ編みのミニドレスは、ネイビーに白の縁取りをあしらい、涼し気な印象に。胸元にはセリーヌを象徴する“トリオンフ”の刺繍を配し、シンプルなアクセントを加えた。首元を美しく見せてくれるスクエアネック&軽やかなミニ丈で、ヘルシーな肌見せスタイルを楽しめる。

マルチストライプのポロシャツ
クロップドポロシャツ 154,000円
マルチストライプが目を引くポロシャツは、コンパクトなクロップド丈に仕上げているのがポイント。ブルーをベースとしたカラーリングで、マリンテイストの漂う1着に仕上げた。カジュアルにもクラシックにも決まるポロシャツは、夏の1軍アイテムとして活躍してくれそう。

デニム風カーディガンジャケット
バハ カーディガンジャケット 445,500円
ドロップショルダーのゆったりとしたカーディガンジャケットは、夏から秋にかけての羽織りにぴったり。デニムのような風合いに、トリオンフ柄、ゴールドのスナップボタンを組み合わせ、上品なデザインに仕上げている。

パジャマシャツや花柄ジャケットなど
パジャマシャツ 242,000円
このほか、ヴィンテージ感漂うシルクツイルのパジャマシャツや花柄のコットンジャカードジャケット、スエードベロアのジャケットなども登場する。

【詳細】
セリーヌ 2025年フォールコレクション
発売時期:2025年6月上旬~順次
展開店舗:セリーヌ店舗、オンラインストア
アイテム例:
・クロップドポロシャツ 154,000円
・ミニドレス 445,500円
・バハ カーディガンジャケット 445,500円
・ギャランスジャケット 759,000円
・パジャマシャツ 242,000円

【問い合わせ先】
セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401

ティファニー 新作ジュエリー「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」が登場。

硬貨モチーフのネックレス&ボックスセット
「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」
「Bronze Eroded Penny Vessel(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)」
2021年よりスタートしたティファニーとダニエル・アーシャムのコラボレーション。新作では、硬貨をモチーフにしたネックレスとケースのセットを展開する。

「ハードウェアコレクション」のチェーンネックレス
「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」
ネックレスは、ニューヨークの自由でエネルギッシュな精神を表現したティファニーの「ハードウェアコレクション」の一環として展開。1971年に製作されたティファニーのアーカイブに収録されている象徴的なジュエリーを、ダニエル・アーシャム独自の視点で再解釈した。

ダイヤモンド&ツァボライトが煌めく
素材には18Kホワイトゴールド製のボール付きチェーンを使用し、力強く存在感のある仕上がりに。中央部分には約1,000石、合計6カラット以上ものダイヤモンドをチェーンのパーツ全体に贅沢にセットしている。さらにアクセントとして、鮮やかなグリーンが印象的なストーン“ツァボライト”を約500石、合計3カラット以上あしらった。この“ツァボライト”は、1974年にティファニーが初めて紹介したレガシーストーンであり、同時にアーシャム スタジオを象徴するカラーでもある。

アメリカ国章&硬貨モチーフ作品が融合した小箱
「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」
「Bronze Eroded Penny Vessel(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)」
ネックレスを収納するブロンズ製の小箱も見逃せない。「Bronze Eroded Penny Vessel(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)」と名付けられたこの作品は、ティファニーが1885年に手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にダニエル・アーシャムが発表した欠けた硬貨をモチーフにした作品《Study of the Eroded Penny(侵食した硬貨の研究)》から着想を得ている。緑青を帯びた風合い豊かなブロンズ素材に磨き上げたクリスタルのアクセントを施し、使い込むほどに深まる経年変化の美しさを楽しめるように仕上げた。

輸送用木箱イメージのボックス付き
さらに、ジュエリーとブロンズ製小箱は、アート作品の輸送用木箱をイメージしたティファニー ブルーのボックスに収められる。金属製の留め具がアクセントとなったこのボックスは、ジュエリーケースとしてはもちろん、自宅のオブジェとしても活躍しそうだ。

【詳細】
「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」

【問い合わせ先】
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL:0120-488-712